個人の間で売買することも可能

個人間での中古車売買

フリマアプリの普及で、車の売買を個人間で行う事も増えています。
しかし、まったく知らない人と高額な物品を売買するのですからトラブルも絶えないようです。
アプリ側はあくまでも売買する「場」を提供しているだけですので100％自己責任になります。
よくあるトラブルは名義変更に関わるもので、自動車税の納付通知書が前の持ち主の郵送されること等です。
自動車税は毎年4月1日に所有している人の手元に届きますので、その時期をまたぐ場合は注意が必要です。
他にも、事故歴や修理歴についてや、引き渡しの方法や入金方法の確認不足も多く起こっています。
また、売却の際に通常業者側が用意していた譲渡証明書や委任状も個人で用意する必要があります。
専門家ではない個人同士の手続きになりますから、少々面倒でも、お互いに細かな確認をしておく必要があります。
折角折り合えたのに、確認不足で破談になるのは本当に残念なことですからね。

中古者販売業者が仲介する個人取引

個人間での中古車売買が増えている流れを読み取った中古車売買業者大手は、自身がプラットフォームとなり、個人間での売買を仲介するという立場に立つサービスを展開しています。
売り手の希望金額を提示し、購入希望者を募り、契約が成立したら売買金額の数％を手数料として徴収する、という形式です。
業者に売却する、業者から購入する、という従来の売買方法で発生していた中間費用がなくなり、代行手数料だけになるため、当事者同士に金額的なメリットが期待できます。
また、売買のプロが代行することで、名義変更などの確認不足や、入金に対するトラブルを避けることにもつながります。
売買以外にも、保険の相談や購入後の点検等を希望する場合も、総合的にアフターケアしてもらうことも可能ですので、安心です。